私の大好きなガジェットのひとつ、iPad mini。
2021年に第6世代へとアップデートされ、ついにファン待望の全画面に。このブログでも紹介しています。
こんにちは。iPad信者のよってぃーです。さぁ、ビッグニュースです。iPad miniが出るぞー!!!!iPadminiとはiPadファミリーの中で一番小さいサイズのiPadmini。片手に収まるサイズ感、小さい鞄に[…]
以前の記事でiPad miniが第6世代へと進化したことについては触れてきた。Appleの発表イベント直後にすぐさま予約をし、無事発売日に到着。そこからしばらく経ってかなり手に馴染んできたので、この素晴らしいiPad mini6ちゃんを紹介[…]
そんな大好きなiPad miniにトラブルが発生。
対策出来ることでもないですが、教訓として備忘録的に残しておきます。
不具合は突然に
ある日、出先でいつも通りにiPadを使おうとしたところ、電源は入ったもののバッテリーが1%しかありませんでした。
幸い、目の前にPCがあったので、USB-Cケーブルで接続したところ充電が出来ず。電圧が低すぎると充電が出来ないことはよくあるので、その時は気に留めませんでした。
とりあえずロック解除出来たので少しだけ使おうとしたらバッテリーが落ちました。
自宅に戻ってから、特に気にすることなく充電器に接続。スマートカバーを閉じた状態でつないだので、画面の反応は気にも留めていませんでした。
翌朝、充電器からiPad miniを取り外して使おうとしたら、電源が入らない。
充電器を変えたり、外部モニター接続を試したり、どう頑張っても電源が入らない。
調べてみると、リカバリーモードで起動というのがあるようだったので試す。やっぱり電源が入らない。
Appleに修理対応を問い合わせる
とにかく公式に問い合わせるのが先決だと思ったので、Appleのサポートからチャットで相談しました。
サポートの人曰く、“おそらく基板修理の可能性が高い”とのこと。
AppleCareに入っていれば4400円、そうでなければ63,800円だそうです。さすがApple、修理もお高い。
一応サポートの方にいろいろ聞いてみました。もしバッテリーが原因だった場合は、バッテリー交換費用で大丈夫ですか?と。大丈夫らしい。
サポートの方も63,800円が高いということは認識しているようで、修理するか考えてからのご依頼で問題ないですよ、とおっしゃっていました。
ちなみにiPad mini6の新品価格は256GBのWiFiモデルで現在102,799円。新品を買ってもいいのでは?と思うレベル。
町の修理屋さんを調べてみる
さすがに10万円のiPad miniを再購入する余裕はありません。
まして私の使ってるのはcellularモデルなので、12万円ぐらいする。円安の影響デカすぎ。
安く修理できる方法ないかな?と考えたら、街中によくある“iPhone修理します!”のお店を思い出しました。
調べたらiPadも対応してくれるところがたくさんある様子。名古屋にもたくさんあります。
アクセスの良さそうで評判もよさそうなお店を調べて問い合わせ。充電コネクタの問題では?と。
その場合の修理は13,000円。Apple公式で治す63,800円の20%程度の金額でいけちゃいます。ここに賭けてみよう。
いざ修理持ち込み!
安く修理できればいいな、という期待を胸にお店に行きました。記事内容的に、お店の非はないですが名前は伏せます。
お店についてiPadを渡し、現状の説明。
お店の方からも充電コネクタorバッテリーの可能性は十分にあると判断。ただし、基板修理の可能性も十分にありますという診断。
その場でコネクタはチェックしてもらいましたが、問題はない様子。
もしかしたら基板交換の可能性もある、ということでお店にiPadを預けることに。ちなみに基板交換だと38,500円の修理。
作業の都合上、画面を外す作業を伴うため、万が一作業中に画面が割れた場合の同意書を書きます。その際の画面修理代は、本来だと50,000円ですが、それをお店と依頼者で折半するというもの。
立ち込める暗雲
iPadを預けて1時間後、お店から電話。やっぱり基板に損傷があるそう。
さっきも書いたが、それでもApple公式より安い38,500円。ちょっと痛手ですが、迷った末了承。iPad mini7が登場するなら考えましたが、どうせしばらく出ないでしょうし。
そこまではよかったんですよ。そこまでは。
基板修理の依頼をした翌日に再び電話。修理完了かと思いきや、
基板交換をして電源を入れたが、画面の反応がない。お店にある予備の画面に繋いでみたら表示されたので、画面損傷と思われる。
とのこと。いつ壊れたのか不明なため、先ほどの同意書に従って修理代金の50,000円を折半ということに。したがって、合計で63,500円。
もしかしてAppleで修理したほうがよかったような、と思いつつ今更遅いので画面交換も依頼。コンコルド効果に近いものを感じます。
ここまでも、まぁちょっと壊れ方が悪かったかな?ってぐらいでいいんですよ。問題はその後。
画面修理を依頼して20分後、再び電話。
元々本体に入っていたSIMカードが認識されない。SIMカードを他の端末に差し込んだところ、問題なく利用できた。
ということです。ということは、SIMカードの問題ではなく本体の問題。WiFiは拾うそうなので、問題があるのはcellularモデル特有のアンテナ部分でしょうか?
お店の方も結構バツが悪そうな感じで電話いただきまして、修理する方法はない、らしいです。仮にApple公式でも本体効果で対応でしょう。
その状態で、「どうされますか?」と聞かれましても、修理依頼をして作業は進んでしまってる。その本体要らないから捨てといて、なんて言う訳にもいきません。
なので、SIMカードを認識しない状態で受け取ることにしました。これで63,500円。
帰ってきたiPadの状態
手元に戻ってきたiPadは電源も入るし画面もつくし充電もできる。ただSIMカードだけ認識しない。
まぁ、WiFiモデルとして使う分にはいいだろうと思ったので持ち帰ってきたのですが、iPadOSのアップデートが出来ない。
設定アプリからアップデートデータをダウンロードしても、インストール時の検証が出来ない。Wi-Fiは入っているのにネットワークエラーが発生しちゃう。
SIMカードのトラブルが原因だとは思っていますが、さすがに予想外。
とりあえずiTunesに繋いでPC経由のアップデートを試みました。何とか成功。
ただ、気持ち悪いなと思ってiPadを一度初期化しました。
再起動後に設定をし、アクティベーションを試みるとアクティベーションエラーで起動できません。iTunesに接続してもできません。
63500円払ったら、起動しないiPadが起動だけするiPadになりました。
二度とアクティベーションできなくなったiPad mini6
修理後日談
修理後、お店の予約システムから口コミ投稿が出来るというのを思い出したので、ありのままを全て書きました。
あくまで、お店に非はないです。こういうこともあるよ、という事実ベースのもの。
その口コミを投稿して10分後ぐらいにお店から電話がありました。
レビューを見て、流石にお店としての対応にも思うところがあったので、画面修理分を返金したいという内容。
こちらとしてはありがたいお話なわけで、ぜひそれでと快諾。
数日後、お店に着いて言われたのが
「返金すると画面がまた点灯しなくなりますけど、大丈夫ですか?」
ん?そんな話は電話にはなかったと思うけど。
よくよく話してみたら、画面修理分を元々ついていた画面に戻すことで画面修理をなかったことにしようという話だったらしい。それで返金対応と。
それは話が違うよ、ということで帰りました。無駄足でしたね。
ちょっと気になることもあります。確かに画面も交換して1週間経たずですし、画面の傷は一切ないと言っていいでしょう。
でも、お店としては中古の画面になるわけで。私の端末修理に一度使用した画面を、もう一度別の端末修理に使うのでしょうか?
余裕のない人こそApple Careに入るべき
結局Appleで修理した場合とほとんど同じ金額で修理することになってしまった。挙句、SIMカードは認識しない状態。
当然、今回の修理を依頼したお店が悪いわけではありません。不幸が重なってしまっただけのこと。
あえて言うなら、たぶんAppleで修理した場合は同じ金額でSIMのトラブルを含めて解決できた可能性が高いぐらいです。
今Apple製品を使っていたり、購入を迷っている方は、絶対にApple Careに入っておくべきです。すぐに端末を買い直せないからこそ、保険が生きるわけです。
私の場合はAppleCareの延長をしなかったのが問題なのですが、月額で550円。壊れたタイミング的には払ってた保険料は3000円にも満たないです。本当に入っておればよかった。
皆さんも万が一のために保険は入っておいて損はないです。修理代金をポンと出せない人こそちゃんと保険に入るべきですね。