学生が”将来の夢”を持つべきワケ

突然ですが、将来の夢、ありますか?

ご覧いただきましてありがとうございます。よってぃーです。
少し哲学的なテーマではありますが、私の思う人生観として記事にまとめたいと思います。

この記事は中学生や高校生の方に向けて書いてあります。なんか人生のやる気が出なかったり、なんのために生きているのかわからなくなったりしている人には是非読んでもらいたいないです。小学生でも理解できるように、難しい表現はなるべく避けていますので、背伸びしたい小学生の皆さんも読んでもらえたら嬉しいです。
スポンサーリンク

将来の夢がないのはダメなの?

小学校の卒業式では、みんなに向けて自分の将来の夢を話すことが多いです。そもそも、幼稚園や保育園に通っているときから、将来の夢について大人に聞かれることは多いのではないでしょうか。大人はすぐに将来の夢を聞きたがります。

結論から申し上げると、将来の夢がないことはダメではありません

ただ、私は将来の夢は持っていたほうがいいと思います。私はずっと、プロのレーシングドライバーになる夢を持っていました。今もまだその夢は持ち続けています。

なぜ将来の夢を持った方がいいのか

私は大学入学後から今に至るまで、家庭教師のアルバイトをしてきました。担当した生徒数は15名ほど。そこで毎回聞いていたのが、表題の「将来の夢ある?」って話。

家庭教師の依頼をしてくる生徒さんというのは、基本的にはめっちゃ頭がいいかその逆かのどちらか。私は後者のパターンが多かったです。ただ、それは頭が悪いという話ではなく、勉強のやる気がなかったり、やり方がわからないパターンがほとんど。それって非常に勿体無い。

やり方がわからない場合は置いといて、やる気が出ないというのは問題です。どうにかやる気を出してあげたい。そこで気になって聞いているのが「将来の夢ある?」という話。そしてその返答は予想通り、将来の夢はもっていません

将来の夢というのは、10年後や20年後といった遠い将来から、一ヶ月後や半年後のような近い将来まで、自分が目標に定めるもののゴールのようなもの。そのゴールがなかったら、そりゃあ学校で勉強してもちっとも楽しくない。自分が頑張るためにも、なにかしらの夢があったほうがモチベーションを作れます。絵を描く仕事をしたいから今美術の授業を頑張ったり、ゲームを作りたいから数学を頑張ったり、夢は全ての行動の源です。

夢はなんでもいい

なんとなく将来の夢を持ったほうがいいんだな、と思ってもらえただろうか。じゃあ一度、将来の夢を考えてみよう。

おっと、考える前に一つだけ大事なことを忘れていました。将来の夢というのは、一個でも二個でも、なんなら一万個あってもいい。内容も自由。”世界を救う”なんて規模の大きいものでもいいし、”〇〇高校に行く”のような近い未来のこと、”かっこいい年寄りになる!”なんて遥か未来のことでもいい。そして何より重要なのが、叶うかどうかを考えないこと。実現性に目を向けて仕舞えば、叶いそうな夢しか持たなくなってしまう。それも悪くないだろうが、せっかくの人生が小さいところでまとまってしまう。

夢は叶えなきゃいけない、そう思う人も大勢いるだろう。実際にはそんなことはなくて、世の中の大人たちの大半は、昔の自分が持っていた夢を叶えて今の仕事をしているわけじゃない。ただ、夢が叶わなかったことは不幸なことではない。ただ、今の夢と昔の夢が変わってしまっただけ、そう思ったほうがいい。例えば今、小学生のあなたがプロ野球選手になりたいとして、22歳で大学卒業するときには、そんなことはもう忘れて会社員になっていることだと思う。夢というのはそういうものでいいと、私は考えています。あくまで今の自分が頑張るためのモチベーションであって、将来その通りにしなくてはならないという縛りではありません。

それに、夢をいっぱい持つことが未来の選択肢を大きく広げるのにも役立ちます。一心不乱に一つの夢を追い求めるのも素敵ですが、実際にそれをやってうまく行く人は一握り。さまざまな可能性があるのですから、たくさんの夢を持って、どれかが叶えば十分お釣りがきます。もしくは今まで夢にも思ってなかったことにどハマりするかもしれません。

スポンサーリンク

私の場合:長年の夢が叶わず、新しい夢に

ここまで夢を持つことの素晴らしさを説いてきましたが、少し私自身のお話をしましょうか。

私は先も触れたようにレーシングドライバーになる夢を持っています。だからといって何か特別努力をしたわけではないですが、漠然とレーサーになりたかったのです。ただ、高校生になってドリフトを始め、大学生になって自動車部に所属しながら車遊びを続けていくうちに、「俺はレーサーになれないのでは」と思うようになりました。そこからは車遊びの目的を失ってしまい、自分自身もどうしたらいいのか少しわからなくなっていたのです。大学への進学理由は、レーサーにならないとしてもエンジニアになって車作りができるから、というモノでした。なので揺れる心を押さえながら自動車メーカーでエンジニアとして働くという将来に向け頑張っていました。しかしながら、他の記事でも少し触れたように現実はエンジニアにすらなれず、来年からは何者でもないただの無職です。詳しい経緯は以下の記事から。

先ほど複数の夢を持ったほうがいい、そうお話しました。これは私が失敗したなと思った点です。私はどうしてもレーサーになりたくて、それ以外の夢は一切ありませんでした。その後、自動車エンジニアという道を目指すという形で、完全に、私の人生は車に捧げるつもりだったのです。ただ、それすらも叶いませんでした。

人生は選択肢が多ければ多いほど、迷うこともあれど自分を助けてくれることが増えます。私の場合は自らの手で選択肢を大きく狭めていました。車以外のことで生きていく人生に、価値を見出せなかったのです。だからこそ、来年からは無職になってしまうわけですが、新しい夢を持つことにしました。それがこのブログと、Youtubeです。チャンネル登録は以下から。ぜひよろしくお願いいたします。

YouTube

■このチャンネルについてクルマとガジェットの動画を投稿しているチャンネルです。時折人生観とかも。このチャンネルを通じ…

車以外の夢はなかった私ですが、興味が向く分野は多く、特にガジェット系は昔から大好きでした。会社員になれば自社の製品の開発に尽力することになりますが、フリーで動けば縛られなくなります。だからこそ、車に限らず好きなものを発信していくことをなんとか生業にしていくことを夢にすることにしたのです。24歳にもなると、少しずつアレもコレもとやることは出来なくなってきます。ただ、私はアレもコレもやっていきたい。夢というのはこんな漠然とした、ちょっと贅沢なものでも許されます。

夢はあくまで夢。将来はわからない。

実を言うと、私は小学生のとき、高校に進学する気がありませんでした。早く働いてお金を稼ぎたい、仕事をしたい、そう思っていたからです。ただ、その考えは小学生の狭い世界の話で、中学に入ったら変化しました。ほとんどの子が高校に行くわけで、訳もわからず自分もそのレールに乗ることに。とはいえ勉強がめっちゃ出来るなんてこともなく、スポーツは最底辺の人間だったので、たまたまレベルが合う家から1番近い高校に進学。高校入学時は、中学の成績的にも私立の文系大学に行くのだろうと考えていたのに、いざ蓋を開けたら理系に進み、地元の国立大に入学。そして、今では行く気のなかった大学院にまで進学しています。

人生というのは、どうも自分の思い描いたようには進まないみたいです。もちろん、可能な限り思い描く方向に進める努力はするでしょうが、考えというのは常に変化するものなので、過去に思い描いた未来と、今思い描く未来には結構な違いがあります。

私自身、まさか来年から無職になるなんて思ってもいませんでした。1番自分の中では信じられないルートに乗ってしまったなと、心の底から感じています。それでも結果的にはこれでよかったのではないかと思うようになりました。将来なんて予測することは誰にもできないのです。

スポンサーリンク

まとめ:前を見るしかない

この記事を読んでいる学生の方は、是非将来の夢を持って、未来に目を向けた生活を送って欲しいと思います。過去は振り返ることしかできませんが、未来は見上げて、変化させることができます。モチベーションがどうしても出ないなと思ったら、またこの記事を読み返してもらえると嬉しいです。

学生というのは時間的な余裕がかなり大きくとれる時期。そしてまだ成長中の自分自身に対して、さまざまなものを吸収させられる時期です。一生でそんなことができるタイミングは学生の間だけでしょう。まだまだ先が見通せなくて不安なこともあるでしょうが、一つの支えとしてこの記事が役に立てば幸いです。

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!