発売まで秒読みとなった『グランツーリスモ7』
既に公式から30分を超える紹介動画も出ており、その詳細が次々と明らかになってきました。
新要素については別の記事でまとめましたので、まだ見てないという方は是非そちらもご覧ください。
リアル志向のレースゲームの先駆け『グランツーリスモ』シリーズ。その最新作となる『グランツーリスモ7』の発売が2022年3月4日に迫ってきています。発売まであと1か月のところで、大きく新情報が公開されました。今まで公開されてき[…]
さて、今回はGT3からGT6までずっとプレイしてきた私、よってぃーが切に願う、GT7に登場してほしい車&コースを7個セレクトしました。過去作に登場した車やコースはもちろん、今まで一度も登場していないモノもセレクトしているので是非ご覧ください。
クルマ編①:トヨタ マークX GRMN ’19 (過去未収録)
今の愛車です。そりゃマイカーが収録されたらうれしいに決まってます。
他にも理由はあります。グランツーリスモでドリフトをやっているユーザーからしたら、国産のFRの選択肢が増えるのは非常にありがたいこと。特に、2014年のD1GPのチャンピオンマシンもマークXですから、リバリー職人がこれのレプリカを作ってくれるかもしれません。しかも、今はクラウンも収録されているのですから、マークXが収録されてもいいのになぁと思います。
国産レースゲームですし、やっぱりこういった少しマイナーな車も欲しいところ。
クルマ編②:スバル インプレッサ WRXSTI ’10 (GT5-6に収録)
所謂GVB型のインプレッサ。GTスポーツではVAB型が収録されており、GC8も収録されています。これらは全てGT7にも収録されるようですが、やはりその間のインプレッサも欲しい。個人的にGVB型は大好きな車というのもありますが、GT7における軽量化やワイドボディ化のアニメーションに使われている車もこのGVBです。せっかくそういうところに登場させるなら、実際に乗れるようになってほしい。
クルマ編③:スズキ エスクード ダートトライアルカー ’98 (GT2-6に収録)
グランツーリスモシリーズのファンにはかなりお馴染みの”赤いヤツ”。GT3ではウィリーしてた人も多いのでは?
今作のコースがどうなるかわかりませんが、パイクスピークが収録されるのでは?という意見もあるようです。ワールドサーキットの項目にそれらしきものがあったそうで。となればこの車の存在意義も非常に増します。GT7のさらにリアルになったテレメトリで、このモンスターマシンを走らせてみるのは面白そうじゃありませんか。
コース編①:エルキャピタン+カテドラルロックス (GT4に収録,オリジナル)
エルキャピタンというのはアメリカのカリフォルニア州にある大きな一枚岩。コース自体は大きくはひょうたんのような形で、GTシリーズでお馴染みのトライアルマウンテンサーキットのようなアップダウンが大きなコース。そして、このエルキャピタンと一部を共有するのがダートコースであるカテドラルロックス。GT5-6をやっていた人からすると、アイガー北壁を浮かべるんじゃないでしょうか。あれも似たようなコースですね。正直どちらも復活してほしいところ。
でもエルキャピタンをあえて挙げたのは理由があります。それはコースの狭さと高低差がちょうどいいから。GT5から登場のアイガー北壁Kトレイルなんかは、かなり上ったところから心臓が飛び出すんじゃないかってぐらいのダウンヒルが待ち構えています。あれはあれで面白いコースなんですが、オンラインに向かないんですよね。どうしても荒れやすい。
一方でこのエルキャピタンはそこまでの高低差を持っていません。正確には、エルキャピタンの高低差はそこそこありますが、ダートコースの高低差はそこまでなのです。
そしてコース自体も中高速が多めのコースでスピード感もある。ドリフトするならアイガーのほうが面白いかもしれませんが、レースをするなら断然こっち。
コース編②:ツインリンクもてぎ (GT4-6に収録)
言わずと知れた日本国内にある大きなサーキット。鈴鹿サーキットと並び、ホンダのホームコースとしても有名ですね。
国内ツーリングカーレースの最高峰、スーパーGTの最終戦が行われるのがこのサーキット。(2020,2021のみ例外的に富士が最終戦だった)
GTスポーツで大分県にある同じくスーパーGT開催サーキットのオートポリスが収録され、同様にスーパーGTと肩を並べる国内最高峰のフォーミュラレースのスーパーフォーミュラのマシンがGTシリーズに初収録されました。これにより、オンラインで模擬スーパーフォーミュラやスーパーGTを開催するときに、実際にレースが行われるサーキットとしての選択肢が増えたのです。しかしながら、GTスポーツで一旦ツインリンクもてぎの姿は消えてしまいました。
GT3マシンも多く収録されたGTスポーツ。その毛色をある程度引き継ぐGT7ですから、ツインリンクもてぎの収録は非常に期待を寄せたいところ。日本国外でも、バイクレースの最高峰MotoGPの日本ラウンドがこのツインリンクもてぎで開催されるため、知名度的にはオートポリスよりもあるんじゃないのかなぁと思ったり。
コース編③:ドライビングパーク モータースポーツランドⅡ (GT4に収録)
こちらはグランツーリスモのオリジナルコース。高規格サーキットや高速サーキットがメインのグランツーリスモにおいて、少し珍しいミニサーキットのような存在のコースがこのモータースポーツランド。
コース自体は短く、常に左右のどちらかに振られているサーキットで、当時のAIはよくコースアウトしていたのも記憶に懐かしい。
なぜこのコースを望むのかといえば、理由は2つ。一つは、カーライフシミュレーターの側面から、あまり速くない車も収録されるGT7において、そのような車でも楽しめる小さいコースには需要があるから。そしてもう一つは、ドリフトをメインに楽しむユーザー的にも、あまりにも高速サーキットばかりだと少し楽しさに欠けるからである。実車のミニサーキットでいえばスポーツランド山梨や鈴鹿ツインサーキットくらいの速度感である。これぐらいのコースが増えてくれると市販車で遊ぶときの楽しさも倍増するのに、とずっと考えていた。シビックとかインテグラとか、そういう車はこれくらいの領域で走らせたい。
コース編④:スペシャルステージルート11 (GT1,GT3に収録)
グランツーリスモシリーズお馴染みのオリジナルサーキットの一つ。いまでいう東京エクスプレスウェイがこれに当たるのでしょうか。
このコースのショート版ともいえるスペシャルステージルート5、また、さらにショート版でもあるクラブマンステージルート5はGT6まで収録されていたので、グランツーリスモシリーズにおけるハイウェイコースというのはこちらのほうがイメージが強いかもしれません。
ルート11の特徴は、直角コーナーの多さ。現在の東京エクスプレスウェイやルート5は完全に高速道路がモチーフになっていますが、ルート11の場合は高速道路になっている部分は最終からホームストレートのみ。どちらかといえばコースの大半は夜の市街地です。だからこそ、今の技術で綺麗になった夜景コースを走りたい、そして直角コーナーが多いコースでレースをしたいと思うのです。
もっと希望を言うなら、ルート11とルート5がつながったコースでレースしたいですね。海外のファンの方が実際につなげたレイアウトの画像を出していましたが、あれは本当に楽しそう。
妄想はどんどん膨らむ
グランツーリスモ5以降、というよりはPS3以降、ゲームはオンラインでのアップデートによるコンテンツの追加がメジャーになってきました。グランツーリスモシリーズにおいては、GTスポーツの発売以降、定期的なコンテンツの追加があったように見受けられます。GT7でもオンラインのコンテンツ追加は行われていく予定みたいですから、どんどん妄想を進めていきたいですね。ユーザーの声が大きくなればなるほど、開発側もそういった声に耳を傾けてくれるかもしれません。
発売日まであと3週間くらい。まだ明らかになってない部分もたくさんあるので、この記事の一部でも叶っていることを望みます。