車の免許は18歳から取得が可能。当然所有だって可能です。
ただ、学生が車を買うというと様々な問題点が出てきます。特にお金。
本記事では、ローンで車を買うことに対する注意点を解説。私が今所有しているマークXもローンで購入しています。
今、ローンで購入するか迷っている人は要チェック!
ローンを組むメリットとデメリット
車を購入する際にローンを組む人はたくさんいます。でも、ローンは借金です。ローンを組んでまで車を購入するメリットとはなんでしょう?
これに尽きます。一括ではなかなか手を出せない車も、ローンならすぐに乗れます。
私がわざわざローンを組んでまでマークXを購入したのも、これが一番大きいです。でも、メリットと同じだけのデメリットはあります。
一番のデメリットはこれです。ほかにも、車の名義がローン会社になる(ローン会社によるが)など、金銭面以外のデメリットもあります。事業主の場合、一括で購入しないと経費として帳簿に入れられないので注意。とはいえ、これらのデメリットを大きいと捉えるか小さいと捉えるかは人次第。
私たちは、欲しい車が買えるまで貯金するのにかかる期間と、ローンで上乗せして払う金額を天秤にかけ、ローンを組むのかを決めていく必要があります。
ローンを組む時の注意点
いざローンを組むぞと決心したのは素晴らしいこと。ただ、決心も大事ですが勢いだけではどうにもならないこともある。
ローンの審査は通ったけど、後々の支払いでジリ貧になっては元も子もありません。
事前シミュレーションを怠らないように
ローンの返済は、毎月一定の金額を支払い続けるというものが一般的。特に学生の場合はボーナスがあるわけではないので、1年間を通して一定の金額を支払うことになると思います。つまり、毎月の収入がある程度安定して確保されている必要があるのです。ローンの審査に通っているとはいえ、稼いだお金の使い方は人それぞれ。破綻しないように考えなくてはなりません。
そこで大事なのが固定費の概念。そもそも固定費ってなんぞや?という人は以下の理解で大丈夫です。
そこで便利なのが以下のサイト。JAバンクのマイカーローンシミュレーションです。
車は買ったら終わりではない
お金の話が続きます。先ほど、固定費の概念が大事だと言いました。まだ続きがあります。
車にまつわるお金はいっぱいあります。ガソリン代、保険代、駐車場代、車検費用、自動車税、メンテナンス費etc…挙げればキリがない。
ここでできる対策は、上のバーをもっと長くするか、下のバーを短くするかです。上のバーを増やすには、バイトを増やしたり何か投資をしたり、多少の手立てが考えられます。下のバーはどうでしょう。保険料もなるべく安くすませたり、ガソリン代もなるべく安く済ませたり、もちろん普段の生活費を削減するのも有効です。特に、この記事は学生さん向けなので、日頃に潜む衝動買いを減らすことは一番効果的ではないでしょうか。
学生ならではの注意点
折角の学生向け記事なので、より学生目線のお話を。
大学生のアルバイトでもローンを通すことはもちろん可能です。私の周りでもいます。ただ、大学生はフリーターでもないし、正社員でもない(起業している人は別です)ので注意点がいくつかあります。それは何かと言えば、収入が安定させにくいことです。
もちろん、大学生で扶養から外れないギリギリ年間103万円の収入を継続して稼いでいる人は多くいます。私自身もそうでした。ただ、今103万稼ぐペースを築けているといっても、来年もそのペースを維持できるのかはわかりません。授業やゼミ、就活など、大学生として生活するにあたって必要な活動に割く時間は毎年変わります。アルバイト先がいきなり潰れることは少ないかもしれませんが、2年前のコロナ自粛のときみたいにアルバイトの収入が激減する可能性だって孕んでいます。だからこそ、毎月の固定費としてローンに割く金額も大事ですが、余剰資金もちゃんと残すことが重要です。
突然の出費は大学生には少ないですが、突然の収入減は大学生には多いです。安定して稼げるバイトを探したり、副業収入を作ったり、そういう勉強をするのも経験として面白いと思います。
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